車のメンテナンスの自分でできること・整備工場でお願いすることの違いとは?

大切な車を少しでも長持ちさせるためにはこまめなメンテナンスが欠かせません。この記事では自分でできる車のメンテナンスと、整備工場でお願いするメンテナンスについて解説します。

自分でできるメンテナンス

・洗車

洗車は車の外装を守るためには重要なメンテナンスの一つです。ただ、洗車のしすぎはコーティングの劣化を早めてしまうので気を付けましょう。洗車の目安は1ヶ月に1回程度です。

ただ、海の近くを走った後はできるだけ早く塩分を洗い流すようにします。放っておくと鉄が錆びてしまい、外装だけではなく性能にも影響が出てしまいます。また、泥がついた時などは時間がたつと取れにくくなるのでなるべく早く洗車しておくと良いでしょう。

・エンジンオイルのチェック

車を動かすいわば心臓部にあたるエンジンの状態を正常に保つためにはエンジンオイルのチェックは非常に重要です。エンジンオイルは3,000〜5,000kmの走行で1度交換するのが一般的です。

エンジンオイルはエンジンルーム内の「オイルレベルゲージ」でオイルの汚れや量をチェックします。

・タイヤのチェック

タイヤのチェックはタイヤの溝の深さ、空気圧、ゴムの劣化具合の3点を確認します。

タイヤの溝はスリップサインが現れていればタイヤの交換時期がきているという印です。

・ワイパーのチェック

ワイパーは実際に使用した時の拭き取り具合と目で確認した時にわかるゴムの劣化で交換するべきかをチェックしましょう。

・ウォッシャー液の補充

ウォッシャー液は切れてしまうとフロントガラスの汚れを取ることができずに視界が悪くなるので、洗車の際、ついでにチェックすると良いでしょう。ウォッシャー液のタンクはエンジンルームの中にあるのが一般的です。ウォッシャー液はカーショップなどで購入することができ、補充も簡単です。

整備工場でお願いするメンテナンス

・エンジンオイルの補充・オイルフィルターの交換

エンジンオイルのチェックは自分でも可能ですが、補充は整備工場にお任せする事をおすすめします。整備工場で補充すれば面倒な廃オイルの処理も不要ですし、ついでにオイルフィルターの交換も必要な場合は一石二鳥です。

オイルフィルターはエンジンオイルを濾過する役割を果たします。オイルフィルターが劣化しているとどんなに頻繁に新しいオイルを入れてもすぐに汚れてしまいます。オイルフィルターはオイル交換2回するごとに1回くらいすると良いでしょう。

・カーバッテリーの交換

カーバッテリーは放電のしすぎや充電不足、経年劣化などによって消耗してしまいます。バッテリーの交換時期は3年ほどですが、気温が落ちるとバッテリーの性能が落ちるので、寒い地域であればその頻度はさらに短くなるでしょう。

・エアクリーナーの交換

エンジンに入る空気を通すエアクリーナーは車を安全に保つためには欠かせない役割を果たしています。

エアクリーナーは走行距離20,000kmを目安に交換する事をおすすめします。

・ブレーキオイルの交換

ブレーキを正常に作動させるのに必要なブレーキオイルは使用期間が長いと水分が混ざってしまい、ブレーキの効きが悪くなってしまいます。

ブレーキオイルは4年に1回は交換するようにしましょう。

まとめ

自分でできる車のメンテナンスと、整備工場でお願いするメンテナンスについて解説しました。大切な愛車のことでお困りのことがありましたら、こちらの記事を参考にしてみてくださいね。