二年に一度の車検でかかる整備費用の相場はどのくらいになる?

車の持ち主にとって、2年に1度のペースで必要になるのが車検です。車検は法定費用と整備費用に分けられるのですが、整備にかかる費用の相場はどのくらいでしょうか?ここでは整備にかかる費用の目安についてまとめました。

車検費用の内訳

車検の費用は法定費用と車検基本料で構成されています。それぞれどのような費用なのかについて、以下で解説します。

法定費用

法定費用とは、自動車重量税や自賠責保険料、印紙代などが含まれます。車検を受けるにあたって支払わないといけない費用のことです。車検を受けられるところはディーラーや整備工場などいろいろとあり、相場も異なります。しかし法定費用はどこで検査をお願いしたとしても、料金は一緒です。車種によって分類されているからです。

車検基本料

車検基本料とは、車検を行うにあたって発生する費用のことです。検査や整備にかかる費用や手数料などが該当します。また付随するサービスの料金がここに含まれている場合もあります。例えば検査に出している間の代車サービスの料金などが含まれます。車検基本料の内訳は業者によっても異なります。きちんと内容を確認したうえで、作業を依頼しましょう。

整備費用はいくらかかるか?

車検の時に整備もお願いした場合、どのくらいの費用が掛かるか気になるでしょう。どこにお願いするかによって、相場が変わってきます。整備内容も加味して、どこに依頼するのがベストか検討しましょう。

具体的な相場

整備費用は車種によって異なります。しかし一般的に言われているのがディーラーであれば、4~10万円程度です。一方民間の整備工場であれば、2万5000円~8万円が相場といわれています。民間の整備工場の方が割安ですが、ディーラーは保証などをつけてくれる場合があり、手厚い整備が受けられます。

外車は注意が必要

外車を普段運転している人も多いでしょう。その場合、整備で修理や交換が必要になった場合費用のかさむ可能性があるので注意が必要です。もしパーツのストックがなかった場合、海外から取り寄せる必要があります。その場合、お金がかかってしまったり、整備が完了するまで時間がかかったりする恐れが出てきます。大手輸入車ディーラーであれば、パーツを十分ストックしていることが多いです。このようなところで車検を受ければ、何か交換するものが必要だった時でもお金や手間をかける心配もないでしょう。

まとめ

車検の際に整備も一緒にお願いするとなると、それなりに費用もかさみます。ディーラーにお願いすると、車検費用が10万円を超えることも珍しくありません。しかし専門の整備士がチェックしてくれるので、車検ご安心して運転できるでしょう。自分でメンテナンスをしていなければ、多少お金がかかっても整備をしっかりお願いすることも一考です。また外車の場合、パーツが間に合わない可能性のあることにも留意しておいたほうがいいです。