車の整備をできるようになりたい!〜勉強方法や資格について解説〜

「車の整備について興味はあるけど、どのように勉強したらいいのかよくわからない。」

「自分の車の整備くらいはやってみたいけど、整備の知識もないし自信もない。」

そのような悩みをお持ちの方も少なくないと思います。今回は車の整備やメンテナンスが自分でできるようになるための勉強方法や「自動車整備士」の資格に関して、説明をしてみたいと思います。

 

1.整備士でなくても車の整備はできるの?

一般的に整備士の資格を有している者が自動車の整備やメンテナンスを行うものである、というイメージがありますが、自分の車のメンテナンスや簡単な修理くらいなら資格がなくても可能です。

 

整備士の専門学校や修理工場などでの経験があるに越したことはありませんが、独学でも車の整備に関する知識や技術を身につけることはできます。自動車整備をやってみたい!という気持ちが一番重要です。車の整備を自分でできれば、万が一のトラブルも未然に回避でき、家族や恋人にかっこいいところも見せれるかもしれません。

 

2.勉強方法

ここからは自動車整備ができるようになるための勉強方法について解説します。

 

2-1. 自動車整備の知識を身につける

車のメンテナンスの基礎知識をしっかり学ぶことから始めましょう。自動車の基礎全般について、広く浅く学ぶことができるような本を購入し、ユーチューブやウェブなども参考にしながら自動車の知識を吸収していきましょう。

 

2-2. 実際の修理現場を見学する

知り合いなどで、整備やメンテナンスを得意にしている人がいたら、是非その現場を見学してみましょう。実際に整備をやっている人を見て真似をしてみることは非常に重要です。

 

2-3. 自分が実際にやってみる

何事においてもそうですが、自動車整備は経験と実践あるのみです。オイル交換やタイヤ交換など、自分でもできそうなところからトライをしてみて、少しづつ自信をつけていきましょう。

 

3.自動車整備の資格について

自動車整備を仕事として行いたい場合は自動車整備士の国家資格を取る必要があります。ここでは「3級自動車整備士」について少し触れてみたいと思います。

 

・3級自動車整備士とは

専門学校や大学に通えばすぐに「2級自動車整備士」の試験が受験できますが、独学でも「3級自動車整備士」の資格は取得可能です。しかし、整備工場で1年以上の実務経験が必要であるため、この資格が欲しい場合は、まずは経験を積むことができる職場を見つけましょう。

 

・3級自動車整備士の試験内容は?

学科試験と実技試験があります。学科試験はマークシートの問題で、全部で30問出題され、21点以上取ることできれば合格です。ただし、しっかり勉強しておかないと合格できません。一方、実技試験は整備工場での実務をしっかりこなしていれば、対応することができるでしょう。

 

・3級自動車整備士の勉強方法は?

まずは本屋で教科書を購入しましょう。教科書をある程度勉強した上で、過去問を中心に勉強してみると良いです。ここ数年の過去問はチェックしておくようにしましょう。何度も過去問を解いて、間違えたところは必ず復習をしておくことが重要です。

 

4.まとめ

自分の車の整備をできるようになるには、まずは知識を吸収して、実践をと経験を積み、少しづつ自信を深めていくことが大切です。3級自動車整備士であれば独学でも取ることが可能ですが、実務を経験しながら学科試験の勉強をする必要があるため、根気は必要です。無理のない範囲で毎日継続して勉強することを心がけましょう。